乳がん検診について

何よりも早期発見を

乳がんは、女性なら誰でもなる可能性があります。
女性の9人に1人が乳がんに。
現代ではがんは珍しい病気ではなくなっていますが、乳がんは早期発見・治療すればほとんどが治るがんです。

早期発見の重要性は周知されていますが、そうであることを一人ひとりが意識する必要があります。特に乳がんは女性特有の病気であるため、セルフチェックや乳がん検診を定期的に受けることは、早期発見の第一歩です。また、気づかなかった他の病気の発見にも役に立つこともあります。

乳がん検査として、以前より触診や超音波検診検査に頼る部分が大きい時代がありましたが、それでも見逃してしまう乳がんがあったことは否定できません。
そこで、乳がん検査において、もっと多くの命を救いたいという観点からマンモグラフィの導入が進み、新しい技術が開発されています。

ピンクリボン

マンモグラフィを受けてみませんか?

マンモグラフィは医療の現場で大活躍している機器で、特に乳がんの早期発見には欠かせないものだと言われています。

不安を抱えながら検査に臨む女性の緊張を和らげ、 リラックスして検査を受けていただけるよう、体が触れる部分の形状は痛みの感じ方を軽減できるデザインを採用した新しい装置を導入致しました。

マンモグラフィで乳がん早期発見

検査設備

マンモグラフィ装置

当院では、最新鋭のデジタルマンモグラフィ(乳房X線診断)装置GEヘルスケア製 Senographe PristinaTM を設置しています。

この装置は、患者さんができる限り快適な「痛みの少ない」検査を受けられる様に工夫されています。また、フラットパネル型デジタルディテクタを採用することで、少量のX線量で質の高い画像を撮影でき、高い病変描出能力をもっています。

超音波画像診断装置

当院で採用した超音波画像診断装置(エコー)は、画像解析能力に定評があるGE(ジェネラル・エレクトリック)社の最上位機種である超音波画像診断装置LOGIQ P10を採用致しました。

通常、大学病院・地域中核病院などの高性能な超音波診断装置を必要とする病院に採用されているものになります。

高画質の画像により、小さな病変の発見や精確な針生検が可能となっています。

エコー装置

メリット・デメリット

マンモグラフィ検査超音波検査
メリット視診・触診では見つけにくい小さな病変を発見できる乳房内にしこりがあるかどうかを診断するのに有効
超音波検査では発見しにくい石灰化が確認できる被ばくの心配がなく、妊娠中やその可能性がある場合でも検査を受けられる
デメリット検査に痛みを伴うことがある石灰化を確認するのが難しい
乳腺量によりしこりを見つけにくいことがある
妊娠中やその可能性がある場合は検査を受けられない
マンモグラフィ検査
メリット視診・触診では見つけにくい小さな病変を発見できる
超音波検査では発見しにくい石灰化が確認できる
デメリット検査に痛みを伴うことがある
乳腺量によりしこりを見つけにくいことがある
妊娠中やその可能性がある場合は検査を受けられない
超音波検査
メリット乳房内にしこりがあるかどうかを診断するのに有効
被ばくの心配がなく、妊娠中やその可能性がある場合でも検査を受けられる
デメリット石灰化を確認するのが難しい