診療案内

乳房のX線撮影のことです。乳房撮影専用X線装置を用いて乳房を圧迫し、腫瘍の有無、大きさや形、石灰化の有無を調べる検査です。
乳房を圧迫するときには、多少の痛みをともないますが、乳房を圧迫している時間は短時間です。

次のような方は、必ずスタッフに申し出てください

• 妊娠している方
• ペースーメーカー装置している方
• 豊胸手術をされた方など

当院のマンモグラフィ検査は女性の技師が担当します。

乳房用の超音波診断装置を用いて超音波を乳房に当て、反射して返ってくる信号を画像化し、乳房内の病変の有無、しこりの性状や大きさ、わきの下など周囲のリンパ節への転移の有無を調べるために行われる検査です。乳がんだけでなく、良性疾患（嚢胞や繊維腺腫など）の診断にも用いられます。

妊娠中の方や授乳中の方はマンモグラフィではなく、乳房超音波検査を受けましょう。また、20-40代の乳腺割合多い方にもお勧めです。

当院の超音波検査は女性医師が実施します。

分泌物を採取して病理検査に提出します。分泌物中のCEA（がん細胞が分泌する物質）を測定することがあります。

しこりの部分に細い針を刺して、注射器で吸い出した細胞を調べます。 針が細いので、通常は麻酔も使用しません。 検査時間も10分程度と短く、患者さんの体への負担が少ない検査法です。

簡便な検査でスクリーニングに適していますが、より正確な診断を得るためには、組織生検が必要です。

細胞の一部ではなく、組織の一部を採取し、調べる組織診（生検）の方法です。局所麻酔を行い、より太い針（2mm）を用いて組織を採取します。取ったものを顕微鏡で調べて診断します。

画像ガイド下で使用する乳房専用吸引式組織生検システムです。低浸襲に確実な病理組織診断が行えるのが特徴です。局所麻酔後、超音波を見ながら約4mm程の針で腫瘍組織を吸引しながら採取します。

自動吸引装置により、広範囲の組織をとり込め、1回の穿刺で複数の組織標本を採取できるため、早期の小さな乳がんでも、より確実な診断が可能です。

血算、生化学、腫瘍マーカー、遺伝子検査など